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  1. 佐倉市議会 2020-11-24
    令和 2年11月定例会経済環境常任委員会−11月24日-01号


    取得元: 佐倉市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-18
    令和 2年11月定例会経済環境常任委員会−11月24日-01号令和 2年11月定例会経済環境常任委員会          令和2年11月定例会 経済環境常任委員会 会議録 〇日時    令和2年11月24日(火) 午後 1時48分から 〇開催場所  佐倉市役所 議会棟 第三委員会室 〇事件    1)議案審査         議案第1号 令和2年度佐倉一般会計補正予算        2)討論        3)採決出席委員  委員長久野妙子、副委員長斎藤明美        委員宇田実生子齋藤寛之稲田敏昭木崎俊行中村孝治欠席委員  なし 〇説明のため出席した者の職氏名
           産業振興部長木原一彦産業振興課長櫻井裕樹産業振興課主幹・榎 啓幸、        産業振興課主幹(産業振興部調整担当)・利光 尚、産業振興課主事土屋友人議会事務局 書記・井上 睦           午後1時48分開議委員長久野妙子) ただいまから経済環境常任委員会を開会します。  委員全員が出席しておりますので、会議は成立しております。  では、これより議事に入ります。  当委員会に付託されました案件は、議案第1号 令和2年度佐倉一般会計補正予算であります。  それでは、議案について執行部説明を求めます。  産業振興部長。 ◎産業振興部長木原一彦) 産業振興部長木原でございます。それでは、座って、申し訳ございません。  本日ご審議いただきますのは、議案第1号 令和2年度佐倉一般会計補正予算のうち産業振興部所管の6款商工費についてでございます。  詳細につきましては、産業振興課長からご説明をさせていただきます。何とぞよろしくご審議のほどお願いいたします。 ○委員長久野妙子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長櫻井裕樹) 産業振興課櫻井でございます。よろしくお願いします。では、失礼いたしまして、座って説明をさせていただきます。議案第1号 令和2年度佐倉一般会計補正予算のうち産業振興部補正予算についてご説明申し上げます。  補正予算書の20ページをお願いいたします。6款1項2目の商工振興費15のプレミアム付商品券発行支援事業でございます。佐倉商工会議所が、新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響を受けている市内商業者に対する支援及び地域消費喚起等目的として実施するプレミアム商品券発行事業に対して、その経費の一部であるプレミアム分支援するため9,000万円を増額補正いたそうとするものでございます。商品券は1冊1万円で、1万3,000円相当の商品券を3万冊発行するもので、商品券総額は3億9,000万円分、そのうち9,000万円分を支援するものでございます。販売方法は、郵便またはインターネットによる申込みを受け付け、抽せんをした後1月中旬から市内郵便局にて引換え販売をする予定でございます。また、佐倉市役所におきましても日曜開庁日に合わせて引換え販売をする予定でございます。  1ページ戻りまして、18ページをお開きください。当該事業の財源につきましては、財政調整基金からの繰入金でございます。  続きまして、8ページをお願いいたします。当該事業につきましては、商品券利用期限が来年の5月末、その後換金等の手続が予定されており、年度内の事業が完了しない見込みであることから繰越明許費を設定しております。  以上、議案第1号につきましてご説明申し上げました。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○委員長久野妙子) これより質疑を行います。  質疑のある方、いらっしゃいますか。  稲田委員。 ◆委員稲田敏昭) 稲田です。当初説明を受けた資料の中では1次抽せんとか2次とあったのですけれども、それがこうなったのは何か理由がありますか。 ○委員長久野妙子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長櫻井裕樹) プレミアム付商品券発行事業につきましては、現在商工会議所で検討しているところでございまして、この中身につきましては当初1次、2次という話もあったのですが、現在こちら12月下旬の申込み、1月中旬の抽せん販売という形に表記しており、申込みにつきましては2次という形で行う予定ですが、販売につきましては、1次で何冊、2次で何冊という詳細がはっきりしていないというところでございますので、このような表記になっております。 ○委員長久野妙子) 稲田委員。 ◆委員稲田敏昭) 詳細がはっきりしていない中で、この予算の9,000万円というのはどうなのでしょうか。 ○委員長久野妙子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長櫻井裕樹) 失礼しました。内容としてはほぼ固まっておりますが、第1次、前半ではまず売出しを行って、1次に申込み間に合わなかった分につきましては第2次ということで、後半で売出しを行うという形になっております。 ○委員長久野妙子) 産業振興部長。 ◎産業振興部長木原一彦) 補足の答弁させていただきます。  販売を1次、2次に分ける理由ということでございますが、できるだけ早くこの事業開始をするためでございます。これまでの販売方法と異なり事前申込み抽せん方式で行うため、申込み取りまとめ抽せんに係る事務大変煩雑になることが想定されております。この事務量を少しでも分散させるという観点から段階的販売がいいということで、1次、2次という形で行うというものでございます。  以上です。 ○委員長久野妙子) 稲田委員。 ◆委員稲田敏昭) 当選した場合のはがきの送付もやるのですね。 ○委員長久野妙子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長櫻井裕樹) 当選者にははがき当選通知を行います。  以上です。 ○委員長久野妙子) 稲田委員。 ◆委員稲田敏昭) 分かりました。  あと、これはもう少し早く、要するに年末に間に合うようにできなかったのでしょうか。 ○委員長久野妙子) 産業振興部長。 ◎産業振興部長木原一彦) こちらも先ほど申し上げたとおり大変事務が煩雑でございまして、私どものほうも商工会議所に年内の年末調整に間に合うようにできないかというふうにお願いをしておったところなのですが、なかなか事務的な部分でできないということで、来年の1月の中旬が今の段階では最短であるということで、こういう形になっております。  以上でございます。 ○委員長久野妙子) 稲田委員。 ◆委員稲田敏昭) あと、もう一つなのですけれども、東京都は都民以外も購入できるようです。これはあくまでも佐倉在住の方のみということで。 ○委員長久野妙子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長櫻井裕樹) 佐倉在住の方だけです。 ○委員長久野妙子) ほかにありますか。  宇田委員。 ◆委員宇田実生子) 宇田です。よろしくお願いいたします。プレミアム付商品券については、今までいろいろな問題が議会でも取り沙汰されていたと思うのですが、その問題とは何か把握しているのか、あと今回はそのような問題が起きないために商工会議所とは十分な検討はなされましたか。 ○委員長久野妙子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長櫻井裕樹) 直近では平成27年に行った、この同様の事業であるのですが、そのときは購入するに当たりまして先着順ということで、非常に並んで、大変な混乱を出してしまったということが1つございました。また、利用先といたしましても大手スーパーですとか、そういったところに利用が偏っているという状況がございました。主にこの2点を解消するために、まずは今回抽せんを行いまして、当たった方に対して郵送で当選通知を送り、その後引換えをいただくという形で、公平性という部分混乱を招かないように対応する予定でございます。  また、前回商品券割合といたしましては、1万3,000円分のうち1万円が大規模全店共通券、3,000円が中小限定という券なのですが、今回この割合を見直しまして、なるべく中小企業にも使われるように8,000円と5,000円、6対4の割合なのですが、そのような割合にして、中小規模店舗にも利用できるように配慮いたしました。  以上です。 ○委員長久野妙子) 宇田委員。 ◆委員宇田実生子) 発行冊数が3万冊ということなのですけれども、この根拠は何でしょうか。 ○委員長久野妙子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長櫻井裕樹) 3万冊の根拠なのですが、過去に同様の事業を行っているところで、平成21年は1万冊、26年に2万冊、27年は全額国費が入ったものでして、6万6,000冊という実績なのですが、商工会議所が実施するということで、この販売状況事業規模を勘案した上で3万冊という形になっております。  以上です。 ○委員長久野妙子) 宇田委員。 ◆委員宇田実生子) あとは、事務費がすごくかかるということですが、商工会議所のことなので、把握していないかもしれませんが、経費事業費はどのぐらいかかる予定でしょうか。 ○委員長久野妙子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長櫻井裕樹) 商工会議所に確認したところ、おおむね1,500万円ほどというふうに聞いております。  以上です。 ○委員長久野妙子) 宇田委員。 ◆委員宇田実生子) ありがとうございます。  最後の質問なのですけれども、お隣の印西市、あと他県の他市町村では基準日を設けて、そのときに住民台帳に載っている住民クーポン券として3,000円、5,000円、1万円といった形で公平に全員に渡るようなクーポン券があったのですけれども佐倉市ではそのようなことは考えずに、これは商工会議所のほうからオファーされた案件ということでよろしいでしょうか。 ○委員長久野妙子) 産業振興部長。 ◎産業振興部長木原一彦) そのとおりでございます。佐倉市の場合は、7月議会のときにもご審議いただいた、11月からやっている提携事業というのは、新しい生活様式でやるものというようなことで始めさせていただいたのです。しかし、インターネットが不慣れな方やその事業体がということがあって、どうしてもそういう方に恩恵がいかないのではないかということで今回の商品券事業に入ったということで、この秋からの対策年明けからの対策を、1段ロケットはこの秋と、2段ロケット年明けだという形で、切れ目のない経済対策をやるということで、議員ご質問クーポンは考えなかったということでございます。  以上でございます。 ○委員長久野妙子) ほかに質疑ありますか。  木崎委員。 ◆委員木崎俊行) 木崎です。よろしくお願いします。先ほどのご答弁にもありましたけれども抽せんが煩雑になるということなのですけれども、1人当たり最大2冊まで申込みが可能ということですが、例えば1世帯2冊までの購入が1世帯単位での購入なのか、それとも個人個人が申し込んだら1世帯でも3人当選するとか、そういうようなことにならないようにするための配慮なのか、またそういう工夫をされる予定があるか、お伺いします。 ○委員長久野妙子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長櫻井裕樹) 今現在の予定としては、個人個人申込みであって、商工会議所取りまとめをしますので、世帯の情報というのはないものですから、まず住所で一回はできます。個人での申込み、その上で抽せんと、こういった状況です。 ○委員長久野妙子) 木崎委員。 ◆委員木崎俊行) 3万冊ということで、世帯に限るわけでもないということなので、全人口で考えていくと、当選する確率としては何%ぐらいになるかと推定しておられますか。全員が応募したとしたら、どれだけの市民に行き渡るか。 ○委員長久野妙子) 榎産業振興課主幹。 ◎産業振興課主幹榎啓幸) お答えいたします。  今ご質問のとおり単純に全員が申し込んだ場合には倍率は10倍ということで、単純計算するとなるということで考えております。なお、蛇足ではございますが、1人2冊でございますので、1万5,000人分だというふうに考えていただければと思うのですが、直近2回と比較しますと、平成26年は2万冊発行で1人3冊まででしたので6,666人分になると。平成27年は6万6,000冊発行しましたが、お一人様5冊まででしたので1万3,200人分でした。この2つと比較してもこの1万5,000人分というのは、当時よりも多い数字ということで、全て十分という数字ではないとは思いますが、ほか2回と比較しても遜色ない数字であるということで、妥当であると判断しました。  以上です。 ○委員長久野妙子) 木崎委員。 ◆委員木崎俊行) 市内商業者の方々への支援ということですが、この9,000万円というプレミアム分を市が商工会議所事業に補填するということで、どれだけ失ってしまった経済的な損失を回復することができると見込んでこの金額を設定されたのか、お伺いします。 ○委員長久野妙子) 産業振興部長。 ◎産業振興部長木原一彦) どのくらいの経済損失かというのは、はかりかねるのですが、何はともあれ今回のこのプレミアム付商品券につきましては1冊1万3,000円で3万冊あるのだと、そうすると約4億円の経済効果が、新しい経済、金の流れが生まれるという形でございます。私どものほう、9,000万円を財政調整基金から繰入れをさせていただいて、経済のエンジンを回していくということで、9,000万円に対して約4.3倍の効果があるのではないかなということで、二段ロケットのうちの効果はあるのかなということで考えております。  以上です。 ○委員長久野妙子) ほかに質疑はございますか。  齋藤委員。 ◆委員齋藤寛之) 齋藤です。よろしくお願いいたします。まず、この広報の仕方について、現段階で分かる範囲で構いませんので、お教えください。 ○委員長久野妙子) 産業振興部長。 ◎産業振興部長木原一彦) まず、「こうほう佐倉」、それから商工会議所の会報にCROSS POINTというのがございますが、そちらでも、あと市のホームページ、新聞の折り込み各種広告媒体、駅や公共施設へのポスター掲示チラシ配架、また店頭には加盟店ポスター掲示をしていこうかなというふうに考えているところです。  以上でございます。 ○委員長久野妙子) 齋藤委員。 ◆委員齋藤寛之) ありがとうございます。それでは、次に販売方法のところにある記載抽せんについてなのですけれども、どのような形で抽せんをやられるか、分かればお教えいただきたいのですけれども。 ○委員長久野妙子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長櫻井裕樹) 詳細についてはまだですが、私が聞いている限りではエクセルなどにデータ化をして、その中からコンピューターを使って抽せんをするというふうに聞いております。  以上です。 ○委員長久野妙子) 齋藤委員
    委員齋藤寛之) 分かりました。ありがとうございます。あと、すみません、参加店舗募集開始が12月の初旬という記載がスケジュールの予定にあるのですけれども、この商工会議所に登録していらっしゃる商工事業者だけではなくて、それ以外も参加者を募るという認識でよろしいでしょうか。 ○委員長久野妙子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長櫻井裕樹) おっしゃるとおり、会議所の会員以外も事業者参加可能というふうにしております。  以上です。 ○委員長久野妙子) 齋藤委員。 ◆委員齋藤寛之) 分かりました。ありがとうございます。ぜひこの目的と概要に合った事業になるように進めていただければと思います。  以上です。 ○委員長久野妙子) ほか質疑はありませんか。  中村委員。 ◆委員中村孝治) 郵便局等となっていますけれども郵便局市内何局あります。 ○委員長久野妙子) 産業振興課長。 ◎産業振興課長櫻井裕樹) 郵便局市内19か所ございます。「等」につきましては、先ほどご説明のとおり佐倉市役所日曜開庁日に合わせて日曜日は3日間候補ございまして1月24日と2月14日、2月28日に市役所販売を考えております。  以上です。 ○委員長久野妙子) ほかに。大丈夫ですね。  なければ、議案に対する質疑を打ち切ります。  執行部皆さん、お疲れさまでした。  この際、暫時休憩いたします。           午後2時10分休憩   ───────────────────────────────────────           午後2時11分再開 ○委員長久野妙子) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより討論を行います。  討論はございませんか。  木崎委員。 ◆委員木崎俊行) 市長の提案理由にもあったのですけれども切れ目ないという言葉を使っておりましたけれども、先ほどの説明ではPayPay事業恩恵がなかったところにも恩恵が行くようにということで商品券の形を取ったということだったのですけれども、こういった恩恵が受けられないところは、実際にもう低減してしまっている商業者もいるわけで、切れ目ないという表現、これは適切ではないというふうに私、反対するものではありませんが、思います。  それと、経済的にどのぐらいの損失を受けたということが分からない中でやっているということですので、今後さらに地域経済活性化のための策を打ち出していっていただきたいというふうに考えます。  以上です。 ○委員長久野妙子) ほかにございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長久野妙子) なければ、これで討論を打ち切ります。  これより採決を行います。  議案第1号 令和2年度佐倉一般会計補正予算について、原案のとおり可決することに賛成の方の挙手を求めます。                  〔挙手全員〕 ○委員長久野妙子) 挙手全員です。  したがって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。  次に、委員長報告に移ります。委員長報告に当たり、委員会としての意見や要望について、皆さんのご意見をお伺いしたいと思います。ご意見のある方は順次ご発言をお願いいたします。  では、斎藤委員長。 ○副委員長斎藤明美) では、副委員長、私より発言をさせていただきます。  このプレミアム付商品券発行支援事業については、利用者及び中小事業者を中心とした地域経済に有効に還元されるよう各媒体を活用した丁寧な制度の周知を併せ、商品券販売に当たっては、新型コロナウイルス感染防止に十分配慮した方法で実施していただきたいと考えております。  以上です。 ○委員長久野妙子) あとはよろしいですか。  以上のご意見を踏まえ、副委員長と相談し、委員長報告をさせていただきます。  なお、文言整理につきましては委員長、副委員長にご一任いただくということでよろしいでしょうか。                〔「はい」と呼ぶ者あり〕 ○委員長久野妙子) では、そのようにさせていただきます。  本日の日程は終了いたしました。  以上をもちまして経済環境常任委員会閉会いたします。  お疲れさまでした。           午後2時14分閉会...