産業振興部長・
木原一彦、
産業振興課長・
櫻井裕樹、
産業振興課副
主幹・榎
啓幸、
産業振興課副
主幹(
産業振興部調整担当)・利光 尚、
産業振興課主事・
土屋友人
〇
議会事務局 書記・井上 睦
午後1時48分
開議
○
委員長(
久野妙子) ただいまから
経済環境常任委員会を開会します。
委員全員が出席しておりますので、
会議は成立しております。
では、これより議事に入ります。
当
委員会に付託されました
案件は、
議案第1号
令和2年度
佐倉市
一般会計補正予算であります。
それでは、
議案について
執行部の
説明を求めます。
産業振興部長。
◎
産業振興部長(
木原一彦)
産業振興部長の
木原でございます。それでは、座って、申し訳ございません。
本日ご
審議いただきますのは、
議案第1号
令和2年度
佐倉市
一般会計補正予算のうち
産業振興部所管の6
款商工費についてでございます。
詳細につきましては、
産業振興課長からご
説明をさせていただきます。何とぞよろしくご
審議のほどお願いいたします。
○
委員長(
久野妙子)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(
櫻井裕樹)
産業振興課、
櫻井でございます。よろしくお願いします。では、失礼いたしまして、座って
説明をさせていただきます。
議案第1号
令和2年度
佐倉市
一般会計補正予算のうち
産業振興部の
補正予算についてご
説明申し上げます。
補正予算書の20ページをお願いいたします。6款1項2目の
商工振興費15の
プレミアム付商品券発行支援事業でございます。
佐倉商工会議所が、
新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響を受けている
市内商業者に対する
支援及び
地域の
消費喚起等を
目的として実施する
プレミアム商品券発行事業に対して、その
経費の一部である
プレミアム分を
支援するため9,000万円を増額補正いたそうとするものでございます。
商品券は1冊1万円で、1万3,000円相当の
商品券を3万冊
発行するもので、
商品券総額は3億9,000万円分、そのうち9,000万円分を
支援するものでございます。
販売方法は、
郵便または
インターネットによる
申込みを受け付け、
抽せんをした後1月中旬から
市内郵便局にて引換え
販売をする
予定でございます。また、
佐倉市役所におきましても
日曜開庁日に合わせて引換え
販売をする
予定でございます。
1ページ戻りまして、18ページをお開きください。
当該事業の財源につきましては、
財政調整基金からの繰入金でございます。
続きまして、8ページをお願いいたします。
当該事業につきましては、
商品券の
利用期限が来年の5月末、その後
換金等の手続が
予定されており、年度内の
事業が完了しない見込みであることから
繰越明許費を設定しております。
以上、
議案第1号につきましてご
説明申し上げました。ご
審議のほどよろしくお願いいたします。
○
委員長(
久野妙子) これより
質疑を行います。
質疑のある方、いらっしゃいますか。
稲田委員。
◆
委員(
稲田敏昭)
稲田です。当初
説明を受けた資料の中では1次
抽せんとか2次とあったのですけれ
ども、それがこうなったのは何か
理由がありますか。
○
委員長(
久野妙子)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(
櫻井裕樹)
プレミアム付商品券の
発行事業につきましては、現在
商工会議所で検討しているところでございまして、この中身につきましては当初1次、2次という話もあったのですが、現在こちら12月下旬の
申込み、1月中旬の
抽せん販売という形に表記しており、
申込みにつきましては2次という形で行う
予定ですが、
販売につきましては、1次で何冊、2次で何冊という詳細がはっきりしていないというところでございますので、このような表記になっております。
○
委員長(
久野妙子)
稲田委員。
◆
委員(
稲田敏昭) 詳細がはっきりしていない中で、この
予算の9,000万円というのはどうなのでしょうか。
○
委員長(
久野妙子)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(
櫻井裕樹) 失礼しました。内容としてはほぼ固まっておりますが、第1次、前半ではまず
売出しを行って、1次に
申込み間に合わなかった分につきましては第2次ということで、後半で
売出しを行うという形になっております。
○
委員長(
久野妙子)
産業振興部長。
◎
産業振興部長(
木原一彦) 補足の答弁させていただきます。
販売を1次、2次に分ける
理由ということでございますが、できるだけ早くこの
事業開始をするためでございます。これまでの
販売方法と異なり事前
申込み、
抽せん方式で行うため、
申込みの
取りまとめ、
抽せんに係る
事務が
大変煩雑になることが想定されております。この
事務量を少しでも分散させるという観点から
段階的販売がいいということで、1次、2次という形で行うというものでございます。
以上です。
○
委員長(
久野妙子)
稲田委員。
◆
委員(
稲田敏昭)
当選した場合の
はがきの送付もやるのですね。
○
委員長(
久野妙子)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(
櫻井裕樹)
当選者には
はがきで
当選通知を行います。
以上です。
○
委員長(
久野妙子)
稲田委員。
◆
委員(
稲田敏昭) 分かりました。
あと、これはもう少し早く、要するに年末に間に合うようにできなかったのでしょうか。
○
委員長(
久野妙子)
産業振興部長。
◎
産業振興部長(
木原一彦) こちらも先ほど申し上げたとおり
大変事務が煩雑でございまして、私
どものほうも
商工会議所に年内の年末
調整に間に合うようにできないかというふうにお願いをしておったところなのですが、なかなか
事務的な
部分でできないということで、来年の1月の中旬が今の
段階では最短であるということで、こういう形になっております。
以上でございます。
○
委員長(
久野妙子)
稲田委員。
◆
委員(
稲田敏昭)
あと、もう一つなのですけれ
ども、東京都は都民以外も
購入できるようです。これはあくまでも
佐倉市
在住の方のみということで。
○
委員長(
久野妙子)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(
櫻井裕樹)
佐倉市
在住の方だけです。
○
委員長(
久野妙子) ほかにありますか。
宇田委員。
◆
委員(
宇田実生子)
宇田です。よろしくお願いいたします。
プレミアム付商品券については、今までいろいろな問題が
議会でも取り沙汰されていたと思うのですが、その問題とは何か把握しているのか、
あと今回はそのような問題が起きないために
商工会議所とは十分な検討はなされましたか。
○
委員長(
久野妙子)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(
櫻井裕樹)
直近では
平成27年に行った、この同様の
事業であるのですが、そのときは
購入するに当たりまして
先着順ということで、非常に並んで、大変な
混乱を出してしまったということが1つございました。また、
利用先といたしましても
大手スーパーですとか、そういったところに
利用が偏っているという
状況がございました。主にこの2点を解消するために、まずは今回
抽せんを行いまして、当たった方に対して郵送で
当選の
通知を送り、その後引換えをいただくという形で、
公平性という
部分と
混乱を招かないように対応する
予定でございます。
また、
前回商品券の
割合といたしましては、1万3,000円分のうち1万円が大
規模、
全店共通券、3,000円が
中小限定という券なのですが、今回この
割合を見直しまして、なるべく
中小企業にも使われるように8,000円と5,000円、6対4の
割合なのですが、そのような
割合にして、
中小規模の
店舗にも
利用できるように配慮いたしました。
以上です。
○
委員長(
久野妙子)
宇田委員。
◆
委員(
宇田実生子)
発行冊数が3万冊ということなのですけれ
ども、この
根拠は何でしょうか。
○
委員長(
久野妙子)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(
櫻井裕樹) 3万冊の
根拠なのですが、過去に同様の
事業を行っているところで、
平成21年は1万冊、26年に2万冊、27年は
全額国費が入ったものでして、6万6,000冊という実績なのですが、
商工会議所が実施するということで、この
販売状況、
事業規模を勘案した上で3万冊という形になっております。
以上です。
○
委員長(
久野妙子)
宇田委員。
◆
委員(
宇田実生子)
あとは、
事務費がすごくかかるということですが、
商工会議所のことなので、把握していないかもしれませんが、
経費の
事業費はどのぐらいかかる
予定でしょうか。
○
委員長(
久野妙子)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(
櫻井裕樹)
商工会議所に確認したところ、おおむね1,500万円ほどというふうに聞いております。
以上です。
○
委員長(
久野妙子)
宇田委員。
◆
委員(
宇田実生子) ありがとうございます。
最後の
質問なのですけれ
ども、お隣の印西市、
あと他県の他市町村では
基準日を設けて、そのときに
住民台帳に載っている
住民に
クーポン券として3,000円、5,000円、1万円といった形で公平に
全員に渡るような
クーポン券があったのですけれ
ども、
佐倉市ではそのようなことは考えずに、これは
商工会議所のほうからオファーされた
案件ということでよろしいでしょうか。
○
委員長(
久野妙子)
産業振興部長。
◎
産業振興部長(
木原一彦) そのとおりでございます。
佐倉市の場合は、7月
議会のときにもご
審議いただいた、11月からやっている
提携事業というのは、新しい
生活様式でやるものというようなことで始めさせていただいたのです。しかし、
インターネットが不慣れな方やその
事業体がということがあって、どうしてもそういう方に
恩恵がいかないのではないかということで今回の
商品券の
事業に入ったということで、この秋からの
対策と
年明けからの
対策を、1段
ロケットはこの秋と、2段
ロケットは
年明けだという形で、
切れ目のない
経済対策をやるということで、議員ご
質問の
クーポンは考えなかったということでございます。
以上でございます。
○
委員長(
久野妙子) ほかに
質疑ありますか。
木崎委員。
◆
委員(
木崎俊行)
木崎です。よろしくお願いします。先ほどのご答弁にもありましたけれ
ども、
抽せんが煩雑になるということなのですけれ
ども、1人
当たり最大2冊まで
申込みが可能ということですが、例えば1
世帯2冊までの
購入が1
世帯単位での
購入なのか、それとも
個人個人が申し込んだら1
世帯でも3人
当選するとか、そういうようなことにならないようにするための配慮なのか、またそういう工夫をされる
予定があるか、お伺いします。
○
委員長(
久野妙子)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(
櫻井裕樹) 今現在の
予定としては、
個人個人の
申込みであって、
商工会議所で
取りまとめをしますので、
世帯の情報というのはないものですから、まず住所で一回はできます。
個人での
申込み、その上で
抽せんと、こういった
状況です。
○
委員長(
久野妙子)
木崎委員。
◆
委員(
木崎俊行) 3万冊ということで、
世帯に限るわけでもないということなので、全人口で考えていくと、
当選する確率としては何%ぐらいになるかと推定しておられますか。
全員が応募したとしたら、どれだけの市民に行き渡るか。
○
委員長(
久野妙子)
榎産業振興課副
主幹。
◎
産業振興課副
主幹(
榎啓幸) お答えいたします。
今ご
質問のとおり単純に
全員が申し込んだ場合には倍率は10倍ということで、単純計算するとなるということで考えております。なお、蛇足ではございますが、1人2冊でございますので、1万5,000人分だというふうに考えていただければと思うのですが、
直近2回と比較しますと、
平成26年は2万冊
発行で1人3冊まででしたので6,666人分になると。
平成27年は6万6,000冊
発行しましたが、お一人様5冊まででしたので1万3,200人分でした。この2つと比較してもこの1万5,000人分というのは、当時よりも多い
数字ということで、全て十分という
数字ではないとは思いますが、ほか2回と比較しても遜色ない
数字であるということで、妥当であると判断しました。
以上です。
○
委員長(
久野妙子)
木崎委員。
◆
委員(
木崎俊行)
市内の
商業者の方々への
支援ということですが、この9,000万円という
プレミアム分を市が
商工会議所の
事業に補填するということで、どれだけ失ってしまった
経済的な
損失を回復することができると見込んでこの金額を設定されたのか、お伺いします。
○
委員長(
久野妙子)
産業振興部長。
◎
産業振興部長(
木原一彦) どのくらいの
経済損失かというのは、はかりかねるのですが、何はともあれ今回のこの
プレミアム付商品券につきましては1冊1万3,000円で3万冊あるのだと、そうすると約4億円の
経済効果が、新しい
経済、金の流れが生まれるという形でございます。私
どものほう、9,000万円を
財政調整基金から繰入れをさせていただいて、
経済のエンジンを回していくということで、9,000万円に対して約4.3倍の
効果があるのではないかなということで、二段
ロケットのうちの
効果はあるのかなということで考えております。
以上です。
○
委員長(
久野妙子) ほかに
質疑はございますか。
齋藤委員。
◆
委員(
齋藤寛之)
齋藤です。よろしくお願いいたします。まず、この広報の仕方について、現
段階で分かる範囲で構いませんので、お教えください。
○
委員長(
久野妙子)
産業振興部長。
◎
産業振興部長(
木原一彦) まず、「こうほう
佐倉」、それから
商工会議所の会報にCROSS POINTというのがございますが、そちらでも、
あと市のホームページ、新聞の
折り込み各種広告媒体、駅や
公共施設への
ポスター掲示、
チラシ配架、また店頭には
加盟店ポスターの
掲示をしていこうかなというふうに考えているところです。
以上でございます。
○
委員長(
久野妙子)
齋藤委員。
◆
委員(
齋藤寛之) ありがとうございます。それでは、次に
販売方法のところにある
記載の
抽せんについてなのですけれ
ども、どのような形で
抽せんをやられるか、分かればお教えいただきたいのですけれ
ども。
○
委員長(
久野妙子)
産業振興課長。
◎
産業振興課長(
櫻井裕樹) 詳細についてはまだですが、私が聞いている限りではエクセルなどに
データ化をして、その中からコンピューターを使って
抽せんをするというふうに聞いております。
以上です。
○
委員長(
久野妙子)
齋藤委員。